こんにちは
日本である出来事が起きました。
資本主義という性質上、起こり得ることなのですが
テレビでも大々的に報道され話題となった出来事です。
それは何かと言うと
“ヤフー ZOZOを傘下に 株式公開買い付けで最終調整”
というもの。
ほとんどの方が知っているのではないでしょうか。
パッと見た感じZOZOが駄目になり売却したようなイメージが先行してしまっているのですが
決してそんなことはございません。
この出来事こそ資本主義の攻略法の大切な手法の一つだということをお伝えしておきます。
今回の出来事、もう少し簡単に言えば“ヤフーとZOZOのM&A”が行われたということです。
M&Aとは
M&Aというのを聞いたことはありませんか?
一般的に企業の合併・買収を意味します。
つまり経営戦略として、企業同士のwinwinを目指した一つの手法です。
具体的な例をいくつか挙げていきます。
買い手企業の目的
①採用効率の拡大
②コストを共有し経費削減
③新規事業に参入する手間が省ける
④飽和状態の市場での競争を回避出来る
買い手は既に収益が出ていたり、既に従業員がいる状態で事業を買うことが出来ます。
売り手企業の目的
①将来的な不安の解消
②後継者不在の解消
③不調な事業の売却
④経営の安定化
⑤ハッピーリタイア
売り手は経営する上での様々な悩みや不安もM&Aという手法を使えば解決することも出来ます。
大まかなそれぞれの目的です。
買い手企業、売り手企業ともに必ずしもマイナス面だけでなく、プラスに作用することなんかもあります。
事業を大きくも出来たり、危機を回避することもでき、うまく売却することで大金を手に入れることも出来ます。
実際ZOZOTOWN元代表の前澤氏は今回のM&Aで2000億円越えの売却益を得たといわれています。
こんな感じでヤフーとZOZOによる大規模なM&Aを発端にしてか
最近では規模の大きさに関わらず頻繁に行われるようになってきました。
1987年創業の㈱レコフのデータによりますと、日本のM&A件数の推移は年々増加傾向にあるようです。
・2017年 3050件
・2018年 3850件
・2019年 4099件
数値で見ると増えているのは一目瞭然。
しかしこの手法、事業や会社を持っている人だけだと思いますか?
実は大企業ばかりではなく、事業を持っていない人や個人事業をされている、比較的規模の小さいM&Aなんかもあります。
サラリーマンや一般の方がこの手法を使えば簡単に自分の会社を持つことが出来てしまいます。
そういった内容が書かれた本なんかもありますよ。
もうひとつ、M&Aをする上で大切な事があります。
それは、M&A仲介業者という方たちの存在です。
M&A仲介業者とは
M&A仲介業者というのは事業売買をする時に間を取り持つという役割を担います。
また、買い手の“欲しい事業”という情報を集め、自社に合った事業をweb上で探せるようにしているところも増えてきています。
このM&A仲介業者のひとつ“ビズリーチ”ではなんと会員数184万人以上の方が登録されているそうです。
ビズリーチが始めた国内最大級の事業承継M&Aプラットフォーム【ビズリーチ・サクシード】
ビズリーチは買い手も売り手も登録は法人のみが対象となります。
対してこちらの
– M&Aナビ – 中小企業に特化したM&Aプラットフォーム
では個人、個人事業主、中小企業、零細企業の方でもご利用が可能なプラットフォームとなっております。
テクノロジーによる成約までの効率化を図りながら、 大切な部分はしっかり人がサポートするハイブリッドなオンラインM&Aプラットフォームです。
そしてこちらのバトンズでは 全国の士業事務所や金融機関が「承継アドバイザー」として交渉をサポートしているのが特徴です。
バトンズの累計ユーザー登録数28,000人超、累計成約実績数は200件で、 国内の事業承継マッチングサービスでは最大級の会員基盤・成約実績となります。
まとめ
こんな感じで仲介業者でもそれぞれの得意としている分野ごとに特徴があるんですね。
買い手も売り手もただ見てみたい方も登録は無料なので、情報収集として登録してみるのもいいかもしれませんね。
M&Aは資本主義の攻略法として是非知っておきたいことの一つだと思います。
またサラリーマンの方でもいきなり会社の社長になることの出来る方法です。
知識が増えるだけで自分の選択肢も増やせるのは素晴らしいことだと思いますよ。
長くなりましたが一読いただきましてありがとうございます。
それではまた。