こんにちは
社会に出るとたくさんの出来事が起こってきます。
それに対応していくには人として成長していくことも必要な時があります。
皆さんも社会人として日々成長しているかと思います。
また、周りの人の成長や部下を成長させる立場にある人もいるんではないでしょうか。
教育なんかの現場に立っているような人たちですね。
今回はそんな成長ってところにスポットを当てていきましょう。
成長とは
皆さんの思い描く成長とは何でしょう。
今の自分よりも高みに登る事でしょうか。
また周りから認められる事でしょうか。
人によって成長の過程も内容もバラバラですね。
ただ自ら成長を求めている人もいれば特に成長なんかしたくない人もいます。
①成長したい人
もっと結果を出したい、認められたい、評価を得たい、自分を変えたい、などの何かしらの欲求の表れです。
成長をすることによる報酬アップを見込んで努力する人もいるでしょう。
また自身の成長によって周りに良い影響を与えることもあります。
②成長したくない人
努力をしたくない、今のままで充分、めんどくさいことはしたくない、などの人間特有の怠惰な部分が表れています。
ただ、特に欲しいものも無く今の現状で満足出来ている人なんかは
成長する事にそこまで拘らないでしょう。
誰しもが成長を求めているわけでなく、出来ることならばこのままで生活して行きたいって人もいます。
成長する為の目安
そんな人間の成長を1つの指標に表し、分かりやすくしたものがあります。
それは“マズローの法則”というもの。
この法則、聞いたことありますか?
これを知っていると自分がどの状態にいて、何を求めているのかがよく分かるようになるだけでなく
あなたの成長の手助けにもなります。
また教育なんかの現場に立っている人なんかは相手がどんな状態にいるのか、整理しやすくなることでしょう。
マズローの法則とは
これを提唱したアブラハム・ハロルド・マズローは、アメリカ合衆国の心理学者です。
彼は人間性心理学の最も重要な生みの親とされています。
マズローの法則は5段階に整理して説明されています。
⑴自己実現欲求
自分の理想的な夢を実現したいという欲求です。
起業したい、自分のお店を出したい、自分にしか出来ない事を成し遂げたいなどが当てはまります。
⑵承認欲求
他者との関わりのある中又は家族などから自分の能力を認められたい欲求です。
評価を得たいや賞賛されたいなども当てはまります。
また、高位の承認欲求では自分で自分のことを認められるかどうかというものもあります。
⑶社会的欲求
仲間が欲しい、どこかのコミュニティに属したい、孤独感を失くしたいなどの他者との関わりを求める欲求です。
職場の仲間、恋人、サークル、クラブ活動なんかが当てはまります。
⑷安全欲求
住む家や安定した収入、生活の安全などを求める欲求です。
⑸生理的欲求
もっとも低い基本的な欲求です。
食欲、性欲、睡眠欲なんかが当てはまります。
⑸から⑴に向かって人は成長の過程を踏むというもの。
⑴から⑶は精神的な欲求、⑷⑸は物質的な欲求となります。
また⑵から⑸は欠乏欲求と言われ、自分自身にベクトルが向いています。
⑴の自己実現欲求というのが成長欲求と言われ真の成長を指しています。
成功者やお金持ちというのはこの⑴のレベルに達し、また実行出来ている人が多いです。
マズローの法則を知るとどうなるの?
自分の欲求が何に当てはまり、また問題点なんかも気づく時があります。
自分のモチベーションを上げる時に役立つわけですね。
自分だけでなく、相手又は職場の部下なんかの成長を手伝おうなんて時にも役立てることが出来ます。
また自分がやろうとしている商売、副業、ビジネスなんかが人の欲求のどれに当てはまるのかも分かってくるでしょう。
ビジネスにおいてマーケティング戦略なんかに役立てる事が出来るということです。
まとめ
人は1人で生きていくわけではありません。
たくさんの人たちと関わり合いながら生きています。
雇われて働くサラリーマンも1人で仕事をするわけでなく、何人かと協力して仕事をしていることが多いです。
商売やビジネスにおいてはお客さんの事をよく知る事が大切になります。
自分の事だけでなく相手の事も知るだけでより良い関係を築いていくことが出来る事でしょう。
このマズローの法則を理解し、より良くなる為に役立ててみて下さい。
長くなりましたが一読いただきましてありがとうございます。
それではまた。
わたしの人生はなんと素晴らしかったのだろう!もっと早く気がつけばよかった。〜コレット〜